たすけたいよ [創作詩]
あんなに
僕を傷付けなければ帰れない理由が
君には確かにあった
たやすく
僕に優しくされる訳にはいかなくて
君は頑なに拒むんだ
あやうく
僕に心を見せそうになって
君は隠そうとして家路を急ぐ
たすけて
僕にひどい言葉を投げつけて走る
君の背中に書いてあった
君と過去は変える事が出来ない [創作詩]
自分が思い上がっていたとか
そんなんじゃなくって
愛の力を
信じていたんだ
君の人生を
幸せな色にしたくって
僕の愛で
叶えたかったんだ
君に愛されていないとか
考えた事も無くって
君のも愛だと
間違えていたんだ
自分と未来しか
変える事は出来ないって
愛の力が涸れた今
思い知ったんだ
めでたしめでたし。 [創作詩]
色々あったけれど、
やがては
幸せに
暮らしましたとさ。
色々あったけれど、
やむなく
幸せに
暮らせないこともあるんだとさ。
めでたしめでたし、
やっぱり
そう云って
目を閉じたいんだけれどさ。
雪解け [創作詩]
あったかい場所に
なりたかったけれど
すすめても
座ってもらえなかったよ
しばらくここに居るからね
よろしければ来てね
ぎゅうってしたいけど
まだ今は無理だね
びっくりさせないように
おとなしく待っていますよ