雨上がりの空に [創作詩]
これでもかというどしゃ降りの後
顔を曇らせていたのは私だった
これでもうドン底まで行けたのだ
雷も天候急変も予防は不可能だし
これからどうするか決めたっていいのだ
顔色を伺っていた私は雨に洗われたのだから
最終章 [創作詩]
何度も摩り替えられた安らぎも
私の恨めしい思いも
あなたの前には撥ね返される
問題を抱えているのはこちらだけ
あなたのあざとい不機嫌は
私を薄っぺらに疲弊させる
何度も繰り返されたやりとり
私を愛おしいと云うのなら
あなたの名前は抹消させてもらう